京都大学 特別経費概算要求事業 海外サテライト形成によるASEAN横断型環境・社会イノベーター創出事業

キックオフシンポジウムを開催しました。

2015年12月11日、12日に、環境学分野における教育・研究・ビジネスの国際協働に関わる国際シンポジウム、環境学分野における教育・研究・ビジネスの国際協働実践のための国際ワークショップを京都大学にて開催しました。

シンポジウムは、16カ国25大学、7社の民間企業をはじめとする産官学の分野から総勢152人の参加者を得て開催されました。京都大学の教育・研究・ビジネス連携取組みについて、農学研究科の国際連携、工学研究科の国際協働活動、そして地球環境学堂で進めている教育・研究・ビジネスに関わる4つのプロジェクトの説明がなされ、盛況のうちに閉会となりました。

翌日のワークショップでは84名が参加し、教育・研究・ビジネスの国際協働の実践に関する報告と討議が行われました。ダブルディグリーセッションでは、大学間の修士課程ならびに博士課程の共同学位やダブルディグリープログラムに関する各大学の受入方針や奨学金、期間や各大学の課題など、具体的な事例に基づいた意見交換が行われました。一方、教育研究協働セッションでは、これまでの民間企業と大学の共同開発・活動の事例や、フィールド教育の活動事例、ASEAN諸国における産官学の国際連携を支える枠組みなどの紹介がありました。どちらのセッションにおいても、さまざまな提案や問題の共有がなされ、今後も環境学分野における協働にむけて、継続して協力していくことが確認されました。

シンポジウム集合写真

シンポジウム集合写真

 

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