京都大学 特別経費概算要求事業 海外サテライト形成によるASEAN横断型環境・社会イノベーター創出事業

プログラム紹介

近年目覚ましい経済発展を遂げるASEAN諸国は、日本の主要貿易国となり、また日本は新加盟国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)に対して最大のODA支援国となっているなど、その政治・経済関係はますます深化しています。同時に、急激な経済発展と平行し、大気汚染、廃棄物、水質汚濁等の環境問題から急激な都市化に伴う交通渋滞や森林伐採、災害への脆弱性といった社会課題が顕在化してきています。このような現状に対し、我が国から、ASEAN諸国への水・環境・インフラ等ビジネス展開が強く思考されています。

実践的に活躍できる人材育成、特に英語に加え現地語を含めた豊かな語学・コミュニケーション能力を備え多文化・多言語環境下において活躍できる人材育成が急務となっています。

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本プロジェクトは以下の3点を通じて、地域性を理解し、環境・社会問題の解決を実践する技術系グローバル人材の育成に取り組んでいます。

  1. タイ・インドネシア・ベトナムへ海外サテライトを設置し、現地大学と協力して修士課程3年間のダブルディグリープログラムを設置
  2. 海外サテライト拠点に加え、ASEAN地域内で環境・社会問題解決分野をリードする11のパートナー大学とASEAN横断型フィールド教育多国ネットワークを構築
  3. 日系グローバル企業を主要メンバーとする国際産学連携コンソーシアムを構築

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