京都大学 特別経費概算要求事業 海外サテライト形成によるASEAN横断型環境・社会イノベーター創出事業

拠点・準拠点大学 紹介

拠点大学

マヒドン大学(タイ)

マヒドン大学は、医学、科学、芸術分野で特に高い評価を得ている研究大学です。マヒドン大学工学研究科は、豊富な教授陣を活かし、産業分野での研究成果の応用、政策への応用を目指しています。社会・環境工学分野は、工学的専門知識を習得するのみならず、習得した専門知識を効果的に伝えることのできる高いコミュニケーション能力と、リーダーシップを持つ人材の育成を目指しています。

環境・水質資源工学専攻では、汚染物質と水質改善、廃棄物工学、天然処理技術、再生可能エネルギー・資源マテリアル工学、災害工学マネジメント、気候変動・水資源工学、GIS・リモートセンシング等の研究が行われています。

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ハノイ理工科大学(ベトナム)

ハノイ理工科大学(HUST)は1956年に創設されたベトナムで最初の国立工科大学で、ハノイ市の南部に位置しています。14の学部、7つの研究所および18のセンターから構成され、理系のほとんどの分野を有するベトナムでの有数の大学として評価を得ています。約1650人の教員が、40000人の学部生、2000人の院生を教育しており、とりわけ工学分野での評価は高く、高度な教育に加え、活発な研究活動を行っています。京都大学―ハノイ理工科大学環境研究・教育プログラムは2008年12月に設置されました。EIPでは同プログラムをハノイでの活動の拠点としています。

京都大学-ハノイ理工科大学環境研究・教育プログラムでは、ハノイ理工科大学内に事務室と実験室を有し、EIPの学生、研究者らが基本的な分析実験が可能な設備を整えています。また、1名の京都大学-ハノイ理工科大学クロスアポイントメント教員および1名の現地スタッフが本拠点に常駐予定です。同拠点では、2008年の開設以来、多くの京都大学学生をインターン研修あるいは学位研究のために受け入れてきました。ハノイ市およびその周辺を研究フィールドとして水環境、都市衛生、廃棄物、大気など、様々な観点からの研究を進めています。また、ハノイ土木工科大学、ベトナム科学技術アカデミー環境技術研究所、ハノイ公衆衛生大学など同じくハノイ市内に位置する教育研究機関とも協働し、本拠点をベースとした活発な研究活動を行っています。

ボゴール農業大学(インドネシア)

ボゴール農業大学は、インドネシアにおける農学やバイオサイエンス等農学研究のトップレベルの研究機関として1963年9月1日に設立されました。食品安全、バイオエネルギー、職業創造、貧困の解決、環境保護に資することを目指しています。

1975年にインドネシアで大学院教育が始まり、ボゴール農業大学は大学院教育のパイオニアとして高等教育・研究をリードしてきました。海外で学位を取得したインドネシア研究者の帰国に伴う新たな部局の設立と組織改正を経て、現在ボゴール農業大学大学院には65の修士課程と43の博士課程があります。

Regional Planning Science専攻では空間計量分析、空間計画等、Landscape Architecture専攻では景観分析・モデリング、景観デザイン等の研究・教育が行われています。

準拠点大学

  • フエ大学(ベトナム)
  • ダナン大学(ベトナム)
  • コンケン大学(タイ)
  • 清華大学深セン校(中国)
  • マラヤ大学(マレーシア)
  • 王立農業大学(カンボジア)
  • チャンパサック大学(ラオス)
  • バンドン工科大学(インドネシア)
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